
ビデオテープを久しぶりに取り出したら、テープに白いものがついていた…
そんな経験をされたことはありませんか?
VHSテープや8ミリビデオテープなど、アナログビデオテープに白い物質が付着している場合、それはテープが劣化しているサインかもしれません。
ビデオテープに付着している白いものの正体
ビデオテープに付着している白いものの正体は、「カビ」です。

小さい白い点のものはホコリの場合もありますが、大きい白い点のものはカビの可能性が高いです。
カビが生える原因

カビが生える原因は、ビデオテープを保管している環境が湿度や温度が高かったり、通気性が悪い場所で保管していた場合が多いです。
特に日本は年間を通して湿度が高いため、カビが生えやすい環境です。しかも、押入れなど通気性が悪い場所で保管していた場合はなおさらカビが生えやすいです。
カビが生えたテープは再生できる?
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カビが生えているテープのほとんどはテープをクリーニングすれば再生することができます。
ただし、カビはテープを腐食させる原因になるため、クリーニングしても綺麗に再生できない場合があります。
その他に、カビの腐食によってテープが切れやすくなっているため、再生中に切れて再生デッキに絡まる可能性もあります。
カビが生えたテープをそのまま再生デッキに入れると、再生デッキが故障する可能性がありますので必ずビデオテープをクリーニングしてから再生デッキに入れるようにしてください。
カビが生えたテープのクリーニング方法
カビが生えたテープは、基本的に分解して手作業でクリーニングする必要があります。

カビが生えたテープのダビング業者に依頼できる?
カビが生えたテープは、ダビング業者に依頼することでクリーニングとダビングを同時に行うことができます。
料金が別途オプションでかかる場合がありますので、事前に各ダビング業者を確認する必要があります。
まとめ
長年押入れなどにしまっていたビデオテープに白いものがついていた場合、カビが生えている可能性が高いです。
カビが生えたテープは、放置しておくと再生できなくなったり、テープが切れたりする可能性がありますので、早期にダビング業者に依頼することをおすすめします。
ダビング業者に依頼する場合は、カビが生えたテープをクリーニングしてからダビングすることができる業者を選ぶことをおすすめします。
昨今はカビ取り作業を断る業者も多くなってきており、見れなくなる前に対応することをおすすめします。




