
ビデオテープをダビング業者に発送するなど時、一部の宅配業者から受付時に拒否される場合があります。今回、そんな時にどうすれば良いのか、なぜ受け付けてもらえないのかなどについて色々解説してきます。
一部の配送業者では拒否されることもある

弊社はダビングサービスを行っておりますが、お客様から「配送業者に発送を拒否された」とご連絡をいただいた経験がございます。
理由としては、「何かあった時に保証できない」とのことで受付を断られたということでした。
ネット通販の普及により、宅配事業も拡大する一方で慢性的な人手不足や2024年問題により運送業が逼迫していることもあり、外国人による配送が多くなり品質が低下していることが1つの要因とも考えられます。
発送を拒否されないための対策
しっかり梱包する

一般的な宅配業者は様々荷物を運んでいます。中には、強力な磁気を帯びた製品を一緒に運ぶこともあり、その荷物との距離が近いとテープに記録されている内容が損傷する可能性があります。
他の荷物の磁気などの影響を受けないのように、しっかり緩衝材を詰め余裕を持った空間を確保し磁気の影響が受けにくように梱包しましょう。
また、荷物が破損した場合などの宅配トラブルで補償を受けられなかったなどの事案もあるためしっかりと梱包し大切なテープが壊れないようにして発送しましょう。

宅配業者を選定する

拒否されないためにも、事前に宅配業者の方に相談するなどして発送するのが一番ですが、参考として以下、各宅配業者別の配送可否についてまとめたものを掲載いたします。
宅配業者 | 配送可否 |
---|---|
日本郵便(ゆうパック) | ◎ |
日本郵便(レターパック) | ◎ |
クロネコヤマトの宅急便 | △ |
佐川急便 | ◎ |
クロネコヤマトさんは、過去にお客様からの連絡で受付を拒否されたと報告をいただきました。弊社にご依頼いただくお客様の中でクロネコヤマトさんからの配達も行われてはいましたが稀に拒否されてしまうようです。発送前に受付の方などに相談しましょう。
まとめ
思い出が記録された大切なテープは世界に1本だけです。そのテープが不慮の事故により破損・消失しないようにしっかり梱包し発送しましょう。また、ビデオテープなどの記録メディアは年々劣化していくため、画質が落ちたり見れなくなったりする可能性があるため、完全に見れなくなる前にご自身でダビングするか、業者にダビングを依頼することを強くお勧めいたします。